Surfsoul’s diary

38才からの不妊治療。低AMH(0、69)。男性不妊のため、京野アートクリニック高輪で顕微受精からスタート。不妊治療の記録。

不妊治療まとめ

このブログは、不妊治療の忘備録として、それと、もしかしたら情報がほしい誰かのために、試しにと書き始めてみました。

アクセス数が上がって、登録してくださった方!!(ありがとうございます!)もいて、嬉しかったです。

 

不妊治療の情報を探している時、その後の妊娠の様子などが綴られていると、私は少し辛い気持ちになったし、不妊治療は不妊治療ということで、まとめたかったので、クリニックを卒業した今回で、ブログは一旦終了にしようと思います。

 

もし、あってほしくはないけど、今の妊娠が途中で終わってしまったり、二人目で不妊治療を再開する時には、ブログを再開しようと思っています。

 

ここまでの私なりのまとめ

 

【今回の流れ】

2016年

10月 アンタゴニスト 新鮮胚移植 凍結なし 陰性

11月 ショート法   移植なし  凍結1個

12月 低刺激     新鮮胚移植 凍結1個 陰性

2017年

1月  低刺激     新鮮胚移植 凍結1個 陰性

2月  検査      子宮内膜ポリープ切除 その他原因なし

3月  凍結胚移植   1月(低刺激)を戻す 陰性

4月  凍結胚移植   12月(低刺激)を戻す 陽性

 

【クリニックについて】

先生は、毎回違うけれど、皆さんそれぞれ、経験値や技術は高いと思いました。

(ただ、出血した時に「進行性流産」と診断された、とっても若くて自信のなさそうな先生は、うーん。。。とは思っています。後に「進行性ではなく、切迫だよね?」と思っているので、個人的に怒りがあるからですが)

 

特に、副医院長の女医先生は、なんというか、本人にしかわからないような微妙な感覚を感じ取ってくださっている感じがして、「後二日くらい育てたいな」と根拠もなく、なんとなーく思っていたら、先生も「ゆっくり採卵したいのよね」とおっしゃってくださったり、感覚的にとても信頼できました。

 

男性の先生方も、安心感があります。

 

標準的な「アンタゴニスト」から、強めの「ショート」を経て、「低刺激」という自分に合う刺激法(しかも、低刺激といいながら、hmgをけっこう打つ戦法)が見つかったのも、先生達のおかげです。

 

また、インターパンチやDHEAなど、卵子の質を高めるためによいと、学会で発表されているものはどんどん取り入れている、という印象があって、私の感覚としては、それらは効いていたように思います。

万が一プラセボだったとしても、攻めでいてもらえると、とっても安心します。

 

培養士さんについては、若い印象があったのですが、カウンセラーの方は「優秀」だと言っていました。が、他院と比較できないため、わかりません。

 

看護師さんは、手術のところにいらっしゃる方は、とても優しく、ホスピタリティが高いです。

診察側にいる看護師さんは、忙しいのか、機嫌が悪そうな時があります。

私は、あまり気にならないですが。

 

全体的には、とても満足しています。

 

最初の段階で、二人目まで視野に入れていたため、貯卵したくて、

採卵→新鮮胚移植→残りはすべて凍結

という作戦をとっていました。

しかし、AMHが低いため、毎回6個採卵して、1個新鮮胚を戻すと、凍結できる卵は1個という感じでした。

 

「貯めるばかりしていてもしょうがないから、そろそろ、凍結胚をもどしましょう」と流れを変えてくれたのも、とってもよかったです。

 

今回12月に育った胚盤胞なので、貯卵作戦をしていなければ、1月に陽性だったかも知れません。

 

ただ、ポリープをとったことや、漢方を始めたことが勝因だとしたら、このタイミングはベストだと思います。

 

費用は、お高めな気がしますが、他院がわからないので、わかりません。

が、夫がTESEをやったし、AHAやタイムラプスもやっていたからか、7ヶ月で300万弱でした。助成金申請中。

 

 

【鍼治療、漢方のこと】

個人的には、補助としては漢方が大きかったと考えます。

 

3月からクリニックで漢方処方が始まり、乗っかってみました。

高齢のため、1ヶ月5万!!と、涙の出る高さでしたが、とりあえず3ヶ月と思ってためしました。

 

最初は飲みやすい細粒の処方を出されそうでしたが、煎じ薬がダントツいいとのことで、高いお金だすんだから、煎じる苦労なんてたいしたことないわと、煎じ薬をお願いしました。

 

多分、これがよかった。

 

それまでは、夕方まではお腹がすかず、ちょこちょことおにぎりやフルーツを食べて、夜ご飯はしっかり食べる、つまり、1日1食だったのですが、飲み始めたとたん、お昼にはお腹がすく!!

夜もお腹がすく!!

 

1日3食食べる人って、こんな感じなんだ!とびっくりしました。

 

3食食べると、いい感じで体に脂肪が。。。

 

私は、やせてるタイプで、知り合いの看護師に、「代謝がよすぎる!子供のためには、もう少し脂肪をつけてもらいたいのよねぇ」と言われていました。

 

まさに、その状態となり、陽性。

 

卵の力が一番だとは思いますが、母体の状況も整ったのは大きいのではないか?と思いました。

 

鍼は、不妊治療よりも、毎朝すぐに頭が冴えるので、仕事によかったかな。

 

 

【刺激しない or 刺激法】

 

病院選びの際に、2大選択肢となっている、KLC系列の刺激しない手法か、刺激法か悩みました。

夫と相談の結果、今は、若いうち(といっても38歳)にたくさん卵を採りたいから、刺激法から初めてみようとの結論になりました。

 

結果から言うと、刺激法正解!と思いました。(私の個人的意見ですが)

 

自然に卵を1個とって、次の月に戻して、HCG反応が出たら、1周期開けて。。。

この年齢で、そんな悠長なこと、やってられん!!と思いました。

 

不妊治療って、いろいろ試しながら、卵に出会えるタイミングまで、回数を重ねるしかないところがあると思うので、チャンスの多いほうが、断然いいではないかと。

 

終わってみて、今の私が、そんなのんびりやってたら。。。と思うと、怖くなってしまいます。

ただ、刺激しても卵が取れなくなったら、いいのかも知れないなと。

そのときは、自然でチャレンジしてみようとも考えています。

 

【最後に】

今は、安静にしなきゃというプレッシャーに加え、出生前診断どうする?とか、新たな悩みが出て来て、生むまでも、生んでからも、いろいろ悩みつつ、成長するんだろうなと思います。

 

とはいえ、目下のゴールは、まずは産むこと。

出来る限りの最善を尽くします。

 

人生で初めてブログに挑戦しましたが、けっこう気持ちのはけ口になったり、助けられました。

こんなブログですが、読んでくださる方がいらっしゃるなら、感謝です。

 

情報を必要としている方に、少しでも役立てば嬉しいです。

皆様、いい結果が手に入りますように!!