Surfsoul’s diary

38才からの不妊治療。低AMH(0、69)。男性不妊のため、京野アートクリニック高輪で顕微受精からスタート。不妊治療の記録。

【1周期目D14:採卵】採卵日当日

朝8時に、夫とともにクリニックへ。

今日は、私も夫も、採卵と採精の手術。

 

前日は、夫の毛剃りや、書類の準備や、二人分の手術準備で大変だった。

 

お会計をして、リカバリールームへ。

痛み止めのボルタレン座薬をお尻に入れて、点滴をしながら順番を待つ。

 

呼ばれて、手術台へ。

心電図やら血圧やら準備していると、培養士の若い女性が挨拶に来てくれる。

 

手術台で待っていると、突如、となりの手術室から悲鳴が。。。

看護師さんが、

「びっくりしちゃいますね。痛いですけど、でもそこまでは痛くないんですよ。心理的なもので痛みが増幅しちゃうから。。。でも、びっくりしちゃいますね。」

と必死なフォローを入れてくれて、和む(笑)

 

先生登場。

理事長っぽい。

テキパキしてる。

「ご主人も頑張る、奥さんも頑張る。頑張っていきましょう」

と声をかけてくれて、心がふっと、強くなる感じがする。

 

ザブザブと膣を消毒して、スタート。

麻酔の針が通る感覚がして、その後、卵巣のあたりがチクチクする。

ここが卵巣かぁ。。。という感じ。

 

で、ここに卵があります、というところを吸い取ってる画像が見える。

吸い取ったらすぐ、となりの部屋の培養士さんが卵を探し始め、見つかると

「ありました〜」と声をかける(というより、どなる?)

 

看護師さんが、「あれが卵子ですよ」と声をかけてくれて、

なんだか感動!!!

なぜか、泣きそうになった。

 

よく、「卵が育ちますように」とか、「私の卵ちゃん」とか、すでにお母さんっぽい気持ちで卵子を育てているブログを読むけど、私はそこまで思い入れがなくて、とにかく注射!、とにかく受診、みたいな、目の前のことをこなすことでいっぱいだった。

 

でも、ちゃんと育っている卵子を見て、衝撃を受けたのだ。

「生きてる!」って思った。

 

手術はみんなテキパキしていて、気遣ってくれるのも感じられて、安心感があった。

 

終わって、リカバリールームで寝ていると、夫が手術室に入っていく声がした。

 

1時間ほどで、夫が帰る。

カーテンから顔を出して「お疲れ様。どうだった?」と声をかけると、「怖すぎて、ずっとしゃべってたよ〜」と。

うるさかったんだろうな〜と予想、先生方、ありがとうございました。

 

夫の手術の結果を先生から聞く。

たくさんとれたということで、10回分に分けて凍結するとのこと。

10回は採卵できるということ。

できれば1回で妊娠したいけど。

 

終わって夫婦で結果を聞く。

卵子4個がとれたそう。

正直、5個以上はとれると思っていたので、結構ガッカリ。

看護師さんは、「量ではなく質です」と励ましてくださいました。

 

帰りの夫の感想。

「これは、どの受精卵を選ぶか、ギャンブルだな。培養士のカンが重要だ!」

と。

 

確かに、培養士の腕が重要だという言葉を目にするけれど、ベテランのカンのようなものが大切なのかもしれない。

どの卵を戻すかは、培養士が選ぶと書いてあったし。

 

看護師さんの話では、「ベテラン培養士が慎重に選びます」と言っていた。

ベテランって、どのくらいのキャリアなんだろう?

今度聞いてみたいと思う。

 

受精卵を戻すのは明後日。

 

それまでに、受精卵凍結の時期を決める必要あり。

 

体調整えて、明後日に備えよう。

 

<お会計>

採卵代 21,6000円

培養量 54,000円

培養手数料 54,000円

顕微受精  54,000円

局所麻酔代 21,600円

合計   399,600円

TESSE  194,400円

局所麻酔代 21,600円

合計   216,000円

本日合計 615,600円

 

総計 802,050円

 

*急に、不妊治療費が跳ね上がり、ドキドキしております。

今回で妊娠しておくれ〜><